「未来がヤバい日本でお金を稼ぐとっておきの方法」 南祐貴（セカニチ）を読みました

あやのすけ

セカニチさんの本を読みました。2022年発行された「世界一面白くてお金になる経済講座　知識ゼロからはじめる投資のコツ」も興味深く、本当に面白かったので、こちらの本も購入しました。この本も興味深いことがたくさんあって勉強になりました。

日本はガチでヤバい！？

昨今、値上げラッシュが連日のようにニュースで報道されています。
庶民の私ももちろん大いに実感し、危機感を抱いている主婦です。
スーパーでレジをしていた私は、何を買うにも以前の値段を覚えているので躊躇してしまいます。
無駄なものを買わなくなった、とポジティブに捉えればいいのでしょうが、子供3人いる我が家には大打撃です。1にも節約、２にも節約を心がけている毎日です。

セカニチさんもインフレのことを詳しく書いていまして、問題なのは日本の賃金が上がらないことだと。
まさにそのとおりでして、私の手取りは正社員なのに20万未満でした。税金は毎年のように上がるのに、給料は全然上がらないんですよ。まして私の会社は10年勤務したらもう勤続年数では給料は全く上がらなくなってしまうのです。
それはスーパー業界が人手不足になりますわ。。。給料は安い＆盆、正月休みなし＆サービス残業当たり前の世界ですから。

インフレは世界中で起きていて、日本でも追随するのはしょうがないとして、賃金が上がらないから庶民の生活は苦しくなります。

世界に出稼ぎに行くべきです。世界は物価も高いですが、給料も高いです。日本人は出稼ぎする時代になったのです。

これは非常に納得の話でしたが、残念ながら子育て中なので世界に出稼ぎには行けないです。
私の会社でも外国の方が何人も働いていますが、これからは日本人も海外へ出稼ぎに行くのが普通になるのか！と驚きました。
日本が裕福な国という認識はもう終わったのですね・・・。

自分の身は自分で守ろう

海外に出稼ぎに行くのが1番ですが、それができない私にできることは優良企業に入ることです。
年収TOP３は「総合商社」「コンサルティング」「海運」です。

残念ながら私の会社「スーパー」は下位5位にランクインしております( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
下位にいくほど「やりがい搾取」な業界です。休みは取れない＆サービス残業当たり前なのに薄給です。

未来を変えるには自分自身が行動するしかありません。「転職」です。
何度も転職しようと悩んでいたのに転職せずにダラダラとスーパーにいる私・・・後悔しても過去には戻れないですが、何か行動しとけばと思う日々です。

会社選びのコツは
①高年収（10年目で800万以上）
②採用人数が少ない（新卒30人以下）
③スキル資産が貯まる（デザイン・企画・編集など）
④平均年齢が若い（平均35歳）
の4つのうち3つ以上が望ましいです。

スーパー勤務12年以上の私。低年収＆ノースキル＆すでに35歳で何かもう詰んでる気が・・・。
プログラミングスクールに通いましたが実務経験はないです。しかし、IT業界はチョー売り手市場なので、何とかこの分野に転職したいですね。慣れてきたら在宅ワークも可能かと。

副業で稼ぐ

副業で稼げたら余裕が生まれます。まさに私の理想とすることです。
月10万円でも安定して副業で得られたら、正社員に固執しなくてもよくなります。

色々副業についても調べているのですが、なかなかこれといって見つけられないのが現実です。とにかくノースキルなのが痛いです。スーパー勤務の正社員の頃は1日中仕事で帰宅したら子育てと、自分自身のスキルを全く磨いていませんでした。
今になって後悔しまくりですが、過去には戻れないので今から自分に何ができるのかを模索するしかありません。

今1番に思うことは、同じ思いを子供にはさせたくないということです。
自分の過ちや無知さからの失敗をしっかりと子供に教えて、セカニチさんの本で学んだことをアドバイスしたいと思います。

長期投資で稼ぐ

今、長期投資は色々なところでよく耳にしますよね。
株で言えば日経平均1万円以下のときにどこかの会社を購入していれば、現在は日経平均が3万を超えているので、単純計算でも3倍になっていることになります。
そのころに購入して持ち続けているだけで資産が増えるのです。

成功の秘訣は「株を買ったら気絶」だそうです。

2024年からスタートする「新NISA」のことも書いてあります。もちろん私も全力投資する予定です。それにも資産が必要なので、給料アップは本当に大事だと痛感します。そもそも新NISAに預ける資金がカツカツですので。
余裕のある方は全力で年間360万円いれたほうがいいですね。なんせ非課税機関が永久ですから！！！

起業せよ

「本物のお金持ちになれるのは起業家だけ」　だそうです。

700万円以上の売り上げがあれば起業したほうがいいそうです。
「起業」は主流ではないから、人と違う＝恐怖だと勝手に認識してしまう。
消費者どまりの人は永遠に稼げない。

「起業」と聞くととてもハードルの高いことに思えます。
そもそも何をしたらいいのかわからない方がほとんどではないでしょうか。
私もその一人です。しかし、1歩踏み出す勇気だと思いました。
どんなことでもいいのです。自分の好きなこと、それができることで起業したらいいのです。

最近読んだ「となりの億万長者」という本でも億万長者は自営業の割合が高い、と書いてありました。

雇われる側は、所詮雇われているのですから強くも出れず、蟻のようにセカセカ働くしかないでしょう。

「稼ぐことから逃げるな」

学歴や職歴は関係ないのです。高いモチベーションで市場の平均点より少し上の仕事をするだけで利益は必ず出ます。千里の道も1歩から。まずは小さな1歩を始めましょう。

今はネット社会なので、会社という箱がなくてもネット空間で会社を作ることができます。昔より起業のハードルははるかに下がっています。
クラウドファンディングをして資金を集めてもいいですし、何かアイデアがあれば誰でもどこでも起業することができます。

本当にはじめの一歩を踏み出す勇気だと思います。

まとめ

こちらの本は「なるほど～」と思うことばかりが書いてあり、あっという間に読むことができました。
お金はただじっとしているだけで増えることはありません。自分が勇気を出して行動するしかないのです。

勉強にももちろんなりますが、勇気のもらえる本でした。この本を読んでいるということは「何か今の生活を変えたい！」と潜在的に思ってる人です。
この本を読んだら、転職でも副業でも起業でも何かしら行動を起こしたくなるキッカケをくれます。
ぜひ、今の自分を変えたい！と思っている方におススメの本です。

セカニチさんの前の著書「世界一面白くてお金になる経済講座　知識ゼロから始める投資のコツ」も読みました。こちらも「世界一」と書いてあるだけあって面白く勉強することができます。こちらもおススメです。